色々帯結

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変り結び                
 
輪花  
手先が70cmは残るように手を上に結び下ろしておきます。使用した袋帯は手先からの柄も長く、また全体の長さも長いです。三重紐をします。たれの結び目から 左肩に三つ山ヒダで羽を作り、三重紐に挟みます。続きをたれ先まで半分にして、垂れ先に三山ヒダを作って左肩にはじめの羽の上に羽を作ります。残りの半幅になっている 帯を右の方の三重紐にかけます。この帯は長いので、二重になるように紐に挟みました。枕を帯結びの結び目が台になるようにして置き、前で結びます。 手先から追いかけひだ40cm位作り続きで帯を横にしてヒダを5つ位作ったらそれを追いかけひだの上に巻くようにします。その作ったヒダを三重紐に縦に 挟みます。帯締めは先に手先のヒダを三重紐に挟む前に入れておいた方が始末がしやすい。後全部、整えます。右は長さが違うので、同じやり方なのですが、アレンジを少し入れてお客様にお締めしたお写真です。
 
飛翔    

この結びは、振袖の本の中からで「はばたき」と名前がつけてありました。袋帯で結びます。結び方は下の結びと似ているのですが、お客様の袋帯の材質が柔らかくて、長さもありましたので、 本では、垂れは作らずのお太鼓でしたが、垂れのあるお太鼓にアレンジしました。また リバーシブルの袋帯なので、後ろも前も、両面を利用して結びました。(^_^)
 
名古屋帯で変り結び    
袋帯と名古屋帯では60cmは長さが違い、どうしても名古屋帯だと変り結びも限られてしまいます。ましてやポイント柄だと柄を無視するわけにはいかないので、 ほんと限られます。お太鼓の柄のところから垂れ先まで結構帯の長さのある帯が多いので、そこを今回は利用できましたが、やはり後のお太鼓部分に柄がでなく 無地になりそうなので、先に柄がでるようにお太鼓を作り、たぶった帯を帯の上線まで帯引っ張り、その部分もヒダをつくり三重紐に預けました。 紐が見えない様に工夫するのが大変でしたが、左の写真の様に羽がたくさん作れて、袋帯でする様な華やかな変り結びが名古屋帯でできました。
 
紗綾  
帯結びの本はたくさんありますが、写真で解説していてもなかなか、わかりにくいですね。この帯結びも、わかりにくいので、教えて欲しいという結びで、さやと読みます。 ヒダは片ヒダ位でほとんど、作らず、帯を半分に折りあげたり、斜めにしたり、横にしたりと、いうようなやり方の結びかたです。本では、エレガントなデザインと なっています。写真の左が、本の通りに結んだものです、少し、アレンジを加えて、右のような感じにもなります。(^^)v
 
浴衣帯    

七夕で、浴衣のお着付させていただいた、お客様の後姿を拝借しています。浴衣の色と半幅帯の色がうまく合っていて、とても素敵です!先に芯を作りまわりに花びらを 三枚あわせて、お花を作って仮紐で押さえています。 そのあと、胴にふた巻きして、手先を紐の下からいれて、葉に見立てています。華やかな浴衣帯となりました。別に黄色と黒のリバーシブルの半幅でも 作ってみました。帯の材質が張りのあるものや、少し柔らかいものが結びやすいでしょう。
 
変り太鼓    
お太鼓柄で六通の袋帯です。お太鼓系の変り結びのご依頼でしたので、ポイントが隠れないように、またちょうど訪問着の背中の柄に合わした様な 感じの帯結びになりました。v(^_^)v 手先で、お花を二つ作り、帯溜りを利用して左に小さいお花(ヒダ)を作りました。垂れ先も長く使えましたので、二重垂れにしました。 手先のひだと帯溜りのひだは腰紐でおさえました。その上にお太鼓になる部分にひだを二箇所作り内側から枕をあてて、お太鼓にしました。 帯揚げのようにみえているのは柄の一部で、その上に帯揚げをしています。
 
変り結び五種類                
 
変り結び四種類  
お正月や初釜、結婚式で、締めさせていただきました。お客様の後姿を拝借しております。  
 
   
今回もお客様に締めさせて頂いた帯結びの写真を拝借しております。お着物は振袖を短くされて、訪問着にされました。訪問着ですので、華やかだけど、 振袖のときのように、衿近くまで持ってこず、たくさんのひだは、両横に流すようにしてあります。手先たれ先とでひだを作り、初めにたれ元で作った輪の中に 入れています。これは、振袖用帯結びの本の中からむすんでみました。  
 
舞つぼみ  
今回もお客様に締めさせて頂いた帯結びの写真を拝借しております。黒地に金の大輪の菊模様の帯なのですが、色が二色で、金は豪華な色なのですが、振袖の 変り結びにつかうと、全体に黒が強調されてしまい、凝ったひだをつかっても、見た目に豪華な感じがしません。裏地が綺麗な赤だったので、裏をふんだんにだしてみました。 バラのつぼみの周りを黒と赤の帯が舞ってる感じなので、舞つぼみとなづけました。  
 
変り太鼓二種  
お客様に締めさせて頂いた帯結びの写真を拝借しております。訪問着や、付け下げで、あまり派手にならないような若い方向きの帯結びです。 振袖にでももちろん大丈夫です。  
 
乱舞            白鳥  
乱舞は蘭の帯結びにもにていますね。
白鳥は市販の帯結びの本によくある帯結びです。  
 
若竹  
たれを上で結びます。結び目たれを後ろにして、三重紐をします。手先で羽を作り三重紐に交差するようにかけます。たれ先でやはり羽を手先と同じ位で作り三重紐に交差するように かけます。たれ結び目の内側に枕を入れてお太鼓をつくり、帯下線くらいでお太鼓の両端を折り逆さの台形のようにお太鼓をつくり、帯締めを通して前でしめます。 羽を帯上線に出ないように、したにひろげ形をととのえます。モダンで大人っぽい帯結びと本からのコメントがありました。  
 
花蝶々  
手を上で結び、手もたれも下に降ろしておく。三重紐を帯の上線に付けて前で結んでおく。たれの続きで左肩で折り返し、三山ひだを作り、手前のひもにかける。 その続きで右肩にもつくり、真ん中の紐にかける。残りのたれで、四葉を作り背中側の紐にかけて、花にします。枕をつけて、手先でまた三山ひだを作って背中側の紐でお花の 右横にかけます。帯締めを手先の残りの中に入れ小さなお太鼓を作り、全体に整えてます。四葉に飾り紐をしてできあがりです。蝶々系の帯結びのアレンジです。  
 
変わり文庫二種    
どちらの帯結びもよく、お客様にしめさせていただいています。振袖にしめますが、訪問着などにもにもいいですね。  
 
夢重ね  
留袖など礼装全般に合う変わり太鼓です。色留袖なんかにピッタリです。真ん中からでているのは、手先を逆箱ひだにして、お太鼓と一緒にして 作っています。まっすぐでなく斜めに流してもとてもすてきです。(^_^)お太鼓の形ももっと丸みをもたせ、お太鼓の折り返しも丸くすると、少し粋な感じに なります。  
 
華扇太鼓    
留袖など礼装全般に合う変わり太鼓です。二重太鼓じゃちょっと物足りず、だからといって、あまりに派手な変わり結びもねえ〜・・・そんな時はこの帯結びがうってつけ!!若い方からちょっと年配の方でもいけますよ。   私も大好きな帯結びですが、締めて差し上げたお客様からは、とても好評です。 右はパーティのときにお客様にお締めしました。素敵ですね(*^-゜)v  
 
葉重ね  
両方同じ結び方ですが、帯の材質や固さなど、また最後の羽の整え方で、帯の表情がかわりますね。(^_^)  
 
花嫁シリーズ1  
タイトルは花嫁なのですが、花嫁の帯結びというわけではなく、本のタイトルの中の帯結びを結んで見ました。先に手先で帯の上に乗る リボンを作っておきます。手先を40cmほど折り返し四枚ヒダで中央を手先のつづきでまいておきます。それが上になるよう、帯は二巻きしたあと結ばず、折あげて押さえるように、 三重ひもをします。たれの続きを半分におりそれに片ヒダをつけて左の三重ひもにかけ、また続きをやはり片ヒダをつけて右にかけます。枕をなるべく帯の上線にのるように つけます。先に帯締めを残りのたれの中にいれておき、たれ先をリボンのところの三重ひもに、かけてたれが長ければ三重ひもがみえないように 前にたらし、足らない時はひねって、三重ひもをかくすとよいでしょう。帯締めを前に渡してしめ、帯を整えます。  
 
亜樹  
柄始まり左脇で胴に二回まき手を上でむすびます。手は下におろしておき、むすんだ根元から手もたれも表にひろげておきます。たれ元から左背に三つ山ひだで羽を仮紐でおさえます。たれ先から万葉ひだで角が下に来るように右背にあててはじめの仮紐で一緒して前で仮締めしておく。てさきより4cmほどの追いかけひだを根元まで たたみくるっと時計周りのようにひだりの羽の上に前で仮締めしていた仮紐を後ろへ回して結び切ります。左背の初めの羽の続きのたれでたての追いかけひだをつくり根元から少しはなれて枕を中から入れて手先で作った追いかけひだの真ん中を押さえるようにつけます。 枕をつけた残りの輪になったたれの中に帯締めをいれて全体にたかくもちあげるようにして前でむすびます。全部の羽根を整えます。  
 
薔薇鼓  
 大輪の薔薇をイメージして結んで見ました。 柄始まり左で2回巻き、手が下になる様にむすびます。三重仮紐を先に帯の上線にしておきます。たれ先で薔薇の芯を作り続きのたれでで芯をまくようにして、一緒にゴムで結びます。背中左にそれを仮紐の 真ん中のゴムに預けます。その続きのたれで三つ山ひだの羽をつくり手前のゴムにかけて、薔薇の花びらとします。また残りのたれで左側 も羽根に整え、それをもちあげて 枕をあてます。手先で四枚ひだを作り背中側のゴムにうえから回転するようにあずけます。帯締めでまた全体をもちあげるようにしながら 前でしめます。全部の羽根を整えます。  
 
羽ばたき  
  柄始まり左で2回巻き、手が下になる様にむすびます。三重仮紐を先に帯の上線にしておきます。たれを結び目より左肩に 持ち上げ、三ツ山ひだで羽を作り仮紐の二本目に入れます。たれの続きで羽を作り、三本目の仮紐にいれます。 その時羽は段をつけて重ねること。右肩にもたれの続きで羽を作り二本目の仮紐にかけ、残りのたれはそのままにしておきます。 手先で四枚ひだを作り、上に持ち上げ背中側の一番目の仮紐に上から下えくぐるようにかけます。 枕を手先の中へ入れ、さきほど、そのままにしていたたれ先は上に折りあげて、枕をつけます。 左肩の羽は上向き右肩は下向きに形を整えます。手先の四枚ひだは飾り紐をつかわないときは、ひねって仮紐がみえないように します。  
 
変幻  
帯結びも結びかたによっては、色々変化させることができるんですよ。楽しいですね。(^-^)   
 
胡蝶…改良枕を使います。
改良枕(以下枕とします。)で初めにセットをします。帯の柄始まりからたれに向かってウエスト分のところに 手先に向かって三角を作り、枕の窓枠にいれます。枕にかぶさるたれ部分は箱ひだにしておきます。 まくらを先に身体につけて、胴一巻きしたつづきを半巾のまま、枕に巻き、ユーターンさせます。つづきの半巾の手で肩幅分折り返し、一つ山半におります。 (大きな片ひだ) 折り返して肩までもってきたところと、手先から15cmのところをあわせ、残りは背中側のほうにおりこみ、そのまま、枕 の後ろに挟みます。たれ先を手先に長さにあわせて半巾にして片ひだとり枕の裏にはさみます。そのとき 挟んだつづきのたれは、枕にかぶさってよい。帯揚げをたれなど隠れるようにかぶせます。のこりのたれの 中に帯締めをいれ三角のお太鼓にします。 

夢心
まさしくお太鼓系ですね。ちょっと大きめのリボンが愛らしいです。たれが上になる様に結びます。手先を結び目でおりかえし、真ん中で三山ひだを取りゴムをします。 たれの結び目から、二つ折りにしてまた折って四つ折りにします。それで手先で作ったリボンのゴムのところをくるみ、その上に仮紐をして固定させます。たれの続きを開いて、リボンを固定させた下に、結び目たれから少しさがったところで、たれの中から枕をあてます。 たれ先で先に斜めのたれをつくり、仮紐で押さえます。そのうえから、たれが交差するようにお太鼓を作り、帯締めで締めます。


憂い
リボンと文庫のミックスのような帯結びです。50cmぐらい手先が残るように手が上で結びます。 手先は片ひだをとり背中に預けておく。たれ先から40cmほど三つ折りにしてもちあげて三重仮紐で 押さえます。おさえた残りのたれで両肩背に羽をつくり三重仮紐で交差する様におさえます。 はじめに背に預けた手先をその上にはさみます。枕を羽を持ち上げるようにあて、たれ先でくるみます。 形を整えてできあがりです。


輝き
手先を上で結びます。手先を折り返し真ん中で三つ山ひだをつくりゴムをします。二重仮紐で押さえます。たれを結び目から20cmぐらい折り返し四枚ひだを作り、二重仮紐でおさえます。残りのたれのたれ先から追いかけひだを取り 二重仮紐で押さえ、あまりのたれの中に枕を当てる。同じく帯締めもいれてちいさなお太鼓をつくります。全体にととのえたら、はじめに手先でつくった羽のゴムが隠れるように飾り紐をします。
飾り紐 とんぼの作り方。


華月夜
たて矢系の創作帯結です。手先が上になる様に結びます。たれ先から50cmくらいを三つ折りにして左肩に預けます。その上に二重仮紐をします。または、仮紐を後ろからまわして前で預けておきます。 たれの残りを結び目が上になる様に輪を作り真ん中で箱ひだを作ります。二重仮紐に預けるかまた前に預けた仮紐を後ろに回してきて結びます。枕をその上に当てます。たれ先で万葉ひだを作ってゴムでとめます。それで、枕をつつみ帯締めを万葉ひだで、くるみ、左のたて矢の方に出します。 手先で万葉ひだを作り手先の結び目から折り返し片ひだを作り真ん中をゴムでとめます。 形を整えて出来上がりです。手先のゴムは見えるので飾りひもでむすびます。
  右下のひまわりの飾り紐を添えました。


華文庫
可愛い帯結びで、十三参りなんかにいいですね。四葉をつくるので、固い帯では作りにくいです。 また、飾り紐で梅やひまわりなどを作って四葉に飾ると結び目のゴムも隠れていいです。 この蘭の揚羽蝶の作り方の要領ではじめに羽をつくり仮紐でおさえておきます。手先で四葉をつくり羽の上に乗せる感じ にします。羽の裏から枕でおさえます。大きな羽は文庫の形にして小さな羽根は四葉の周りに葉にします。 帯締めは帯揚げのしたにからませて前でむすびます。
(華文庫には紫の梅飾りを使っています。)
飾り紐 梅の作り方。


恋文
たて矢系の帯結びで人気があります。名前もいいですよね。たて矢の羽のうえに、手紙をむすんで添えてあるんです。 同じ帯結びでも、色んな本により、その結び名は違いますが、これは、結構どの本でも同じ名前ですね。(*^.^*) 手先を上で結び、下に下ろしておき、たれ先を三つ折りにして背中に預け、たれの続きでかつ、たれの 結び目からで、輪にして真ん中で箱ひだ(三山ひだでもよい)をとり仮紐でおさえておく。その上に枕をあてる。手先とたれ先の長さをあわして、 一結びします。手先、たれ先は同じぐらい出るようにして、手先の残りに、帯締めをいれて前でしめる。


可憐
お文庫は可愛さと清楚な感じを兼備えた帯結で、人気があります。この帯結びも変り文庫です。柄始まり左脇で手を上で結びます。手もたれもおろし、帯上線に三重仮紐をします。たれ元続きで文庫になるおはねと 垂れ先は三山ひだで、手先は寄せひだで小さな羽根を作って形を整えます。(飾り紐をそえれば華やかになりますよ。)


浴衣帯アレンジ

重ねリボン
浴衣の帯結です。手とたれが同じながさになるように胴にまき一結びします。蝶々結びの要領で、いちど結び、手先と垂れ先を結び目の下から上にくぐらせて、はじめのと同じ要領で、今度は片蝶で結びます。形を整えてできあがりです。 帯の長さのある場合は片蝶でなく蝶々結びにしたらいいです。



柄始まりを左脇でたれを上に結びます。たれも下に下ろし始めに三重仮紐をします。 結び目の続きで左肩に追いかけひだで羽を作り右で帯が半分になるようにして、枕をあてます。 残りの垂れ先で万葉ひだを作りゴムをして、続きで羽ができているのでそれを枕の後ろに預けます。 下におろした手先で万葉ひだをつくり背中に一番近いゴムに掛けて帯の表が出るようにかえします。 枕を包むように帯締めをします。


揚羽蝶
柄始まり背中心より少し左よりにして、手先を上にしてむすびます。手先を裏側で 箱ひだを作り、そのまま右肩に預けます。たれで表がでるように4枚の羽を作り真ん中で三つ山ひだを作り かりひも、で背中心真ん中交差して前でむすびます。(2重仮紐だとはさむだけでまたその方がしっかりします。) そこに枕をします。手先をおろして、帯締めをします。逆箱ひだの真ん中を少し開きます。手先の折返しは外へくるっとまいて蝶の足にします。


ハイビスカス
  <左の花芯の拡大>
ハイビスカスの花芯を先に丸組みの帯締めで作ります。帯で柄始まりを左脇で胴に2回巻き手先上で結び、垂れ先から 結び目まで8cmほどの追いかけひだをとり真ん中に花芯を入れ巻きます。右下部分を輪がけして、左背に預けます。 手先で万葉ひだを作り右背で花の根元の下から出します。手先の残りの中へまくらをいれてお太鼓をつくります。 花を広げ、万葉ひだもととのえます。花芯ははじめからあまり出しすぎないように。


バラ
手先25cmで下線から巻き芯を作り、合わせるように2枚の羽で芯と共にゴムでしバラを作ります。 バラをたれの下から帯上線に出し仮紐で押さえます。垂れ先で万葉ひだを作り、バラの横に仮紐の中へ。残りのたれでお太鼓を作ります。(万葉ひだに飾り紐するとより綺麗!)
右の写真は変形でたれも追いかけひだにして出してみました。


万葉鼓1.
(結び方説明は2.です。)
万葉鼓2.
はじめに手先を80cmにとって手を上に結びますその手は下に下ろしておく。 三重仮紐をします。結び目で左肩ぐらいで折返し三つ山ひだで羽をつくり 残りのたれ先の角から双葉をを作りゴムをし、右の仮紐にかけます。手先を三角に 折り対角線に向かってひだを作って大きな葉にみたて、背中側の仮紐にかけます。 手先残りの中で枕をつけお太鼓を作り形を整えます。


平成太鼓三種

  振袖にいかがですか?
ひだの取り方と仕上げでなどで、やり方は真ん中と右側の結び方はあまりかわらないんですよ。


あやめ
振袖用の帯結びの本から結んで見ました。はじめに手先40cm折返し4つの角で、あやめの花を作っておきます。柄始まり左脇で手を上に結び、それを下げておき三重仮紐をし、 そこにたれを肩幅より多めにとり、真ん中で箱ひだを取ります。それを三重仮紐に交差するように預けます。 下ろしておいた手先で作ったあやめを三重仮紐の一番背中側にはさみ、残りの手先の中で枕をつけ、帯締を通し小さいお太鼓を作り、形を整えます。


カトレア
この帯結びは私の創作ではありません。ステキなので、久しぶりに載せることにしました。 はじめに手先で、万葉ひだを使ってお花を作り、三重仮紐にあずけていき、最後に、たれで 残りをつくっていくんですよ。またこれはひだをたくさんとるのとお花も目一杯つくるので、長さがあったほうがいいので、結んで帯をしめずねじって 帯をとめています。


花かんざし
手先70cm強を背中心で、胴二巻します。手先が上で結び、手先をしたにおろして、結び目から たれで左上に羽根を作り、その上に垂れ先をのせて、 結び目でひだをとります。下におろした手先の角から半分のところまで、たて巻きにして 残りを斜めに長めにまいておき、細ゴムでとめておきます。 手先でたれの重なりをくるみ、巻いた手先が出るようにしてそれを花かんざしにみたてます。 残りは帯の中へ入れます。それぞれを形どります。ゆかたに、どうぞ。


賑わい
手先80cm背中心で手を上に結ぶ。結び目から折返し、背に寄せひだを作り、ゴムで結び、その上に 二重仮紐をする。手の残りで三つ山ひだを作り先まで折っておく。それを又寄せひだの続きで折返し、左に 手先がくるように二重仮紐に交差して預ける。たれ先30cm折返し、その上にたれの結び目から少し離れたところから 逆箱ひだを作りお太鼓を作り、続きで、追いかけひだで二重のたれを作り帯締めをする。


双葉文庫
はじめに帯の手の方で、上折、そのうえに下折で三等分で120cm位三つ折にしておく。   柄始まり が右脇で胴に二回まきます。  手を上にむすび、手を結び目から「C」 を書くようにして、手先を右肩へ預ける。 その中へ垂れを結び目の続きで、左を輪、右に垂れ先に して、真ん中を三つ山ひだにし、そこをかりひもで輪がけにして、前でむすびます。それを持ち上げ るように枕と帯揚げをして前でむすびます。  手先で、「双葉」を つくりゴムをしておき、それを三山ひだにした羽の左側の方にくるように、 「C」の輪の中にいれます。  「双葉」 の続きで、輪になっている手を、そのまま右側の羽にします。  帯締めを 「C」の輪の中へいれまた高くもちあげるようにして、前でむすびます。   「双葉」に飾り紐をします。  三山ひだにした羽を文庫に形づけて しあげます。